園芸

防虫や病気の研究観察用プランター(斑入りパンジー)

そろそろ防虫対策の季節です

昨日、撮影の合間に別のプランターも見ていたのですが

防虫対策観察プランターその1

ボクネコあるじ
ボクネコあるじ
やっぱ まだおったわぁー

二軍扱いだったパンジーは防虫対策を一切しておらず、そしてこれから虫の季節ですからねぇ
そろそろ本格的に防虫対策を考えないといけない時期になりました。

防虫対策と言ってもこのツマグロヒョウモンは、可愛い蝶々になりますし、他の虫たちも好んで駆除したいと思うほど嫌いではありません。

もちろん自分の花苗には絶対来てほしくないんですが(笑

そんなわけで この防虫対策を一切しておらず一番に犠牲となるパンジーは、その兆候がわかる、ある意味大切な存在でもあります。

 


観察用プランターになっているパンジーの鉢

さてこちらのパンジーのプランター
こんな形で並んでおります

防虫対策観察プランターその2

シロちゃん
シロちゃん
汚なっ

と、言われるのはわかっておりますw
元々二軍扱いだったパンジー達。そこから偶然 斑入りが見つかり構う事になったわけで、それ以外のこの鉢達はとうの昔に処分されるハズでした

でも取ってあるのは何故か?

防虫剤も入れず、あれから雨風にも晒しっぱなし。それでいろんなことがわかりました。
(二軍扱いだったパンジーの詳細な知識があまりないのです)

観察プランターでわかったこと

斑入りパンジーがこの季節からも花を咲かせるか微妙な所ですが、
元々同じ鉢にあったコレ↓を見ると蕾もあり、まだまだイケることがわかります。

防虫対策観察プランターその3

また、かなり過酷な状況にも関わらず、新しい青々とした葉が生えてきているのもわかります。

常識かもしれませんがパンジーって意外に強靱。
その強さの程度
(逆に言えば何に弱いか、暑さ・湿気・雨・突風等)がわかります。
またこれからの温度変化により花が弱ってくる限界点・その兆候というのも、
これらの観察用プランターを観察していれば先にわかります。

例えば

昨日「茎の下の方から新しい葉が出てきている」と言いましたが、
それもこちらの鉢を観察する事でわかっていたことなのです。

防虫対策観察プランターその4

ウチで放置管理すれば、「茎が折れて枯れる」ことがわかった

そして、(この家の環境下においては)枯れる一番の原因は「茎が折れるから」ということもわかりました。
このパンジーの様子からもわかるように、植物というのは先端の方を優先して発育させようとし、根元の方は ほとんど「過去にあった状態(細さ)」のままです。
不健康さからの回復も根本の方が遅いです。
なので茎全体から見れば【根元が細い】状態になりがちです。

また、単純に力学的観点から考えてみても
「枝分かれした物体を支える」場合、当然根元の方に負荷(加重)がかかり、その根元こそ太く硬くなければなりません

力学的に【太くなければならない】茎の根元なのに、その根元こそが逆に病気からの回復が遅れやすく、腐りで【細く、弱く折れやすい】状態になっています。
そして病気から回復していっても先端の方が成長し、より「頭が重くなる」という
さらに折れやすくなる状態にもなります。

結論:【移動の時は細心の注意】を

『この家の環境下においては』というのは、花苗の植わっている場所の風の吹き方それだけでも結論が変わってくるからです。
うちのテラスはかなり風が吹くので「茎が折れるから枯れてしまう」という結論になりましたが、違う環境では違う原因から枯れてしまうと感じるかもしれません。

何しても風の問題だけでなく、鉢で育てれば、移動することが多くなりますが
そうすればこれらの茎が動く事になり、その茎の根元にさらに負荷が掛かります。
ということは、折れて腐らせて死なせないためには【移動の時は細心の注意】を払い、
突風にも気をつけ、また支柱を付ける等、某かの対策をした方が良い。
という【自分がしなければならないこと】の結果が導き出されます。

 

そう思いながら 今日も観察していると

上の写真ですが、その下の方を  よーく見てみると‥‥

防虫対策観察プランターその5

居ました!

気がつきましたか?

 

そして、常連のコイツも まだ‥‥ (泣)

防虫対策観察プランターその6

さらに、アブラムシも。 (横の白色パンジーには全く被害がありません)

アブラムシの状態その7
アブラムシの状態その8

このように、こちらの鉢を観察する事で絶対枯らしたくない鉢の「まだ起きていない未来の諸問題」の対策を立てる事ができるのです。 (とりあえずスプレー防虫剤を買っておこう)

元々二軍だったパンジー達に防虫剤(オルトラン)を入れなかったのは、ケチ臭いというのもありますが、虫が寄ってきた時に先に犠牲になってもらう(おまじない程度の効果)&初期症状がわかる。という生け贄的立場でもあったのです。(ごめんなさい)

そして、1万分の1の確率で出た斑入りパンジーを猫可愛がりすることになり、今度は捨てずにその生け贄になってもらう。ということになったのです (ごめんなさい)

 

今後 この実験鉢の観察から、 斑入りパンジー鉢に何か対策を講じるブログネタを書いていくかもしれません

 

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  1. […] 研究観察プランター(斑入りパンジー)にてアブラムシも発生してたわけですが、スプレー防虫剤はまだ届きません。 […]

  2. […] 斑入りパンジー、植え替えと現状報告 にて現状を見て研究観察プランター(斑入りパンジー)にて負荷が掛かる等の問題点を考察したわけですがその解決策(結果)として  こうなりました。 […]

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