買い物レビュー

【レビューを検証してみる】 Bluetooth テンキー IC-KP08

仕事では数字をよく使うので、私はずっとフルキーボード派だったんですが、
この作業部屋のPCで数字を使うことはあまりないので
【携帯キーボード】OWL-BTKB6402-BK
で初めてテンキーレスキーボードを所有することになりました

でもやっぱりテンキー付きに慣れてるせいか どうしてもテンキーが欲しくなりました。


まぁ 本当言うと、フルキーボードの時から別途無線テンキーが欲しくて、
探してた期間で言えばかなり長く、今回必要に迫られていよいよ買うかって感じなのです

なので、 候補を挙げるとすれば それだけでこのページが埋まるほどお気に入りリストに入れてたんですが
そこらへんの候補は全部吹っ飛ばしまして、必要な条件だけまとめてみます

  • 昔から欲しかった無線型であること
  • USBが埋まってるのでBluetooth型が望ましい
  • 一番重要視するのは スリープからの復帰が早い
  • 次にスリープまでの時間が長い
  • 必然的に作動時間が長くなるが、実用になるほどの充電能力はあること
  • ある程度の当たり外れは仕方ないが、壊れやすいレビューが少ないこと
  • 電卓を近くに置くのが邪魔なので、電卓の代わり(四則計算)としても使いやすいこと

 そこで 選んだのがコレ

iClever テンキー Bluetooth  IC-KP08

じつはコレ、Pad pro等のペイントアプリ(クリップスタジオ)の左手デバイスとして使ってる人が多くTwitterで「これいいよ」ってことで広まったモデルらしいのです

そういう使われ方をされてるので詳細なレビューを書いてる人が多くて、評判通り使い勝手が良いという反面、問題があるという評価もありました。その評価についての検証も後々していきます

外観

質感は 特別高級感があるとは言えないが、光沢とのメリハリもあり、安物感はありません

グラグラ感もなく、振ってもカラカラ言わず、押し心地も快適です
 
 
充電は右側からのUSB充電。  充電しながらも使えますが  
特にそうする必要も感じないほど電池持ちは良いです

電源スイッチは裏側にありますが、実用上付けっぱなしで ON以外使うことはありません

その両側に滑り止めゴムが見えますが、下の方にもあり合計4つの滑り止めが付いています
本体の適度な重さもあり、使っている最中に動いて困ると言う事はまずないと思われます
勿論机の材質にも寄りますが ガラス面なら前方に押し出してみるとかなり抵抗を感じるくらいの引っかかりを感じることができます
 
 
スタンバイ状態では全消灯状態で、反応状態では緑色ランプが1つ光っています
何気ないことですが、いざ使おうとテンキーを見た時に 
それがスタンバイ状態なのか、即入力可能状態なのかが一目でわかるというのは重要なことです 
Bluetoothという仕様上、スタンバイから復帰するまで最低でも1秒、悪い製品なら2,3秒は必ずかかり  
たった1秒でもその無反応で 最初の数字が入っているか入っていないかで戸惑うことはかなりストレスになります
 

 
あとでまとめますが、【レビューに書いてあって、実は違うこと】があります
そのひとつに『スタンバイ状態で入力した数字が繁栄されない』というのがあります

これはこのモデルに限ったことではないのですが、たとえば「1234」と入力するときに 復帰時間の間に入力された「1」が入らず、「234」になる。ということが多いです

が、このモデルはちゃんと「1234」と入ります
どういうことかというと、スタンバイ状態から「1234」と入力 → 「1」を入力した瞬間は、「1」と表示はされないが機械が入力された文字を記憶している→ 復帰にかかる時間(1秒)→ スタンバイから復帰で緑ランプが付く→ 入力したいセルに復帰前に入力した「1」が表示され、続けて「234」と入力できる。→入力したいセルには「1234」と表記されている。のです

説明が難しいのですが  わかりますかね?^^
つまりは、長期間使ってない状態から、いきなり数字を打っても、(表記は一瞬遅れるが)ちゃんと入力できている。ということなのです。

レビューで問題視されていることを検証してみる

今 手元にあるので、レビューに書かれていることが 実際に起こるのか検証してみますただし、レビューされた時はそうでも その後に仕様変更されたかもしれないしレビューを書いた人の個体が偶然ハズレ個体だった可能性もありますから、その点は考慮して読んでください

 1.NumLock連動仕様なため使いにくい(?)

これが一番多く書かれていたのですが、手元のキーボードのNumlockキーを押してからじゃないとテンキー入力できず、使い終わったらまたNumlockキーを押さないとキーボードが使えないという報告です
しかし そんなことはありません
具体的にやってみると
キーボードのa → テンキーの8 → キーボードのt→テンキーの4 → キーボードのh → テンキーの3 → キーボードのi → テンキーの6 
で、「あ8t4h3い6」と入力できます
つまり キーボードとテンキーを交互に使って(その間に別のキーを操作することなく)連続して入力できます

 2.キーボードのキーとテンキーを組み合わせた記録ができない(?)

たとえば Ctrlキーはキーボードにあるんですが、ショートカットを作る時に「Ctrl+8キー」とかありますよね? それができないという報告です
できました
上は、X-PLAINというゲームの設定画面ですが
numpad-2 というのはテンキーの2を単独で押すというショートカットです
そして、Ctrl+numpad-0 というのが「キーボードのCtrlを押しながらテンキーの0を押す」というショートカットです。このショートカットを作って問題なく動きました

 3.すぐにスリープ状態に入ってしまう(?)

そんなことはありません
説明書には30分とありますが、実際そうなのか タイマーを使って計測してみました。
緑のランプが付いている状態(即作動状態)から放置して‥‥キッチリ30分でランプが消えました
(30分でスリープモードに入るということです)
 
 

 4.ワンクリックで3連打される(?)

・時間をおいて使い始めると最初が3連打される
・チャタリングが酷い
・「=」が「-」と入力されてしまう
そんなことはありませんでした
ただ、これは単純な当たり外れの問題だと思うし、私が今使ってる個体が来週そうならないとは限りません。1ヶ月しか持たないか 半年なのか 3年なのか、それは今後使い続けてみないとわかりません。

さいごに

 
さいごに このテンキーはペイントアプリの左手キーボード代わりに使ってる人が多いと言いましたが、そういう使い方をする人は 直径1.5cmの丸シールを貼って それに自分が設定したショートカットキーの絵を描いて使っているようです。自分はそういう使い方ではないし その写真を無断使用することができないのでココではお見せできないんですが、気になる人はAmazonの商品レビューを見てください。ノギスでボタンの大きさを測ってみたら、ボタンそのものの大きさは直径1.65cmで マッド仕上げになってる部分は1.55cmでした。ですので1.5cmのシールでピッタリですね
 
あと、電卓ボタンで即電卓代わりになること、escキーとtabキー、バックスペースキーもあることは盲点になりがちですが 非常に便利です。

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