太い枝はなかったが数を切ったので お手入れをします
梅の実の収穫と剪定 で 収穫と同時に剪定もしたのですが
上から覗くと、思いのほか沢山切ってました^^
まぁ 数年放置で真上に伸びた枝が多く、仕方なかったんですが 老木であることと春の剪定であること、収穫した後にさらに枝もなくしたということを考え癒合剤を塗る事にしました。
癒合剤の目的
癒合剤とは、枝を切った切り口を保護し、水分の蒸散や雨水の侵入を防ぐ物で 結果病気になる事(枯れ込むこと)を防ぎます。
必要になる枝の太さ
癒合剤の必要性の議論はいろいろありますが、
一般的には10cmくらいの切り口なら塗るべき、1,2cmの小さな枝は必要ない。と言われてますが、梅の木は病気に弱いのと老木(下の方が空洞化してる)で弱っている状態なので 私は2cm程度でも塗るようにしています。梅の木自身が枝の切り口を塞ごうとし無理をするので(人間で言うカサブタを作るみたいな感じ)、そしてその切り口の数も多いので、老木に少しでもその負担をかけたくないという配慮です。
癒合剤を塗った直後と1日後
こんな感じで塗ります。
乾きは結構早い(数時間)なので、厚めに塗った方がいいかな。と考えています。というのも以前 松の枝で使った時、樹液が多くて翌日見たらこの皮膜を突き破って樹液が出ていました。また端っこの塗れていない小さな隙間からも漏れてそこから破れていました。なので塗るならある程度厚めに、境目も覆い被す感じで塗るのが良いと思います。
1日経って乾くと こんな感じになります。
お礼肥をあげる
それから、実を収穫したので『お礼肥』をします。
梅の実の収穫と剪定では6袋と書いていますが、最終的に7袋分くらい採れました。
たくさん取れたのでご近所さんやお世話になった方にもお裾分けでき、その感謝と『産後の体力回復』の意味でお礼肥えをします。
肥料は速効性のある化成肥料で、配合割合は8-8-8。メーカーはこだわりません。ホムセンにあった物を買いました。
場所は 枝先の下あたりに、深さを手のひらくらい(親指から小指くらいまでの深さ)を掘って、肥料焼けしないように軽く入れます。