今日は三角コーナーから脱したお話
まずは何の変哲もない台所の写真
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその1](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-10_01-min.jpg)
居間から台所に入る視点で撮った写真ですが、特に違和感ないですよね?
よしよし
では、本題です
台所の生ゴミを一時的に置いておく場所を考察する
台所仕事をしてたら、タマネギの皮とかキュウリの切れ端とか けっこう大量に出るんですが
それをどうするか?という問題です
三角コーナーの問題点
昔は 排水溝の網+ 三角 コーナー (+網)でしたが、
とにかく場所を取る&見栄えが悪いというのが難点でした。
シンクは野菜のカットの他、皿洗い作業などもありますから、大きな三角コーナー が常時
そこにあるのは非常に邪魔で、その上つねに生ゴミが目に入るというのが凄く嫌でした。
しかも網が2種類必要でコスパが悪いです。
上記の邪魔である問題解決のために、小さめの三角コーナー を置くとすぐに一杯になるし
そしたら網もすぐに交換になります。「まだ臭くはないな」という段階でも、生ゴミが
目に入るというのが嫌だからという理由で調理毎に交換してたら、それも非常にお金が
かかります。
なにより 三角コーナーの存在自体が洗い物をする時に邪魔で仕方ありませんでした。
コップ掛けみたいなゴミ箱
シンクではなく作業台の所にコップ掛けみたいな骨だけのゴミ箱を置き、それにレジ袋
を掛けてゴミ箱のようにするのもありますが、
野菜ゴミを入れる時にシンクから水分をしっかり切ってから(上方向へ)拾い上げて、
その距離感と小ささから、そのクチからこぼれ落ち、毎回拾い直すのにもイライラするし
大きめなのを選んだら調理スペースが犠牲になりウチでは実用とはなりませんでした。
(ウチの台所は優雅に広々としてないので)
また、視点的に レジ袋+生ゴミが目の前にドーンと存在してるのも嫌でした。
まぁこれは(レジ袋は当時無料だったから)毎回すぐ捨てれば良かった問題でしたが。
そしてレジ袋ハンガーに行き着くが
レジ袋ハンガーというのを100円ショップで見つけて、即購入したのですが
これはシンクの下の収納扉に引っかけて使うので、ゴミを一時的に上方向へ持ち上げる
必要がなく、使い勝手は抜群でした。
ただ、勢いで(お試しで)買ったので色が白色だったのがウチには合いませんでした。
材質はプラスチックで、折りたたみができるということで使わない時にはたたんで
手前方向への作業の邪魔にはなりませんでしたが、遠くから見るとプラスチックの白い
アームが非常に目立つというのが難点でした。
まぁ黒いのを買えばいいんですけどね。黒くても100均ですから安っぽいのは安っぽい
ですし、次回は(この構造で)もう少し高いのを買おうと思ったわけです。
折りたたみ式は必要ない
また、使ってるうちに実感したんですが、折りたたむ必要はないな。と思いました。
たしかに2本のアームが手前に出てるので、使ってない時は邪魔で、そのままにしてお
くと冷蔵庫を使う時に腰に引っかけて折ってしまいそうな感じではありました。柔らか
めのプラスチックでしたが、それでも怪我をするかもという危険もありそうなので折り
たたむ機構は必要なのかもしれませんが、使用面で言うと毎回折りたたんでまた引き出
しての作業は面倒くさいですし、そもそも台所ですから「たたんで引き出して」の作業
をするほどインテリア性にこだわる必要はないです(笑)全体的に大きくても、遠目か
ら見て全体が目立たなければそれでいい。そういう意味では白色でさえなければ(毎回
折りたたむ機構は)必要ないものだと実感しました。
レジ袋のコスパ
余談ですが、レジ袋のコスパの件ですが
最近はレジ袋も有料なのが主流となっています。となると「三角コーナーに網」と比べて
優位性が低くなるんですが、ウチの近所のスーパーは1軒だけまだ無料でして、そこを一番
利用するので「レジ袋も買わなければならない」という不便さはありません。
ここでの買い物で、このゴミ問題を解決できる量のレジ袋をいただいております^^
仮にレジ袋を買わなければいけなかったとしても、三角コーナーの網代に比べれば安いので
長期的に見ればこのゴミ箱方法の方が良いと思います。
そして通販購入&使用感
そして、今回は色までいろいろ考えて(シャレではない)
多少高くつきましたが有用性を考えてポチりました。
100均と比べると数倍ですが その価値はあります
で、
使ってみた感じがこうなります
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその2](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-10_02-min.jpg)
こんな風に、この商品を台所の引き出しに引っかけて
それに レジ袋をひっかけて ゴミ箱(ゴミ袋)にするという商品です
作業レイアウトの解説
やはり文章でいろいろ書くより、写真で見てもらった方がわかりやすいですね
この 作業レイアウト わかります?
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその3](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-10_03-min.jpg)
以前はこのシンクの中に三角コーナーがあって 洗い場所を取られていました
左側のまな板で野菜を切って、その野菜カスを中央でサッと軽く水を切り、右側の袋にポイ。
(小さな野菜クズは 排水溝の所の網に引っかかります)
この一連の流れができるのです
前回の反省をふまえ、色は台所の色に合った茶色。
細い鉄棒構造で目立たない上に、全体が長方形構造ですので開閉する必要もありません。
また長方形構造なので、腰に引っかけて折る または 怪我をするという心配もありません。
横が冷蔵庫になっているキッチンレイアウトですが、腰に当たったとか 引っかかったとか
いうことは一度もありません。
三角コーナーと違い、シンクの外で汚れないか?
またシンク内にある三角コーナーと比べて一旦外に出すので台所の床が汚れてしまうのではないかという不安がありますが、今のところその心配はありません。洗った野菜のカスとか手で軽く振ってから捨てるので、仮にそれが途中で落ちたとしても1、2滴です。ハンガーとレジ袋がシンクの扉にほぼついて状態なので狙いが外れて下に落ちるということはほぼないと思われます。
そして外観をもう一度
そして、ここで今回1枚目の写真を見返してください
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその4](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-04-10_01-min-1024x768.jpg)
居間から台所をチラ見した視点ですが、どうですか? 目立たなかったでしょう?
というか、気がつかなかったでしょう?
むしろ隣のS字フックの方に目がいったでしょう?
三角コーナーからレジ袋ハンガーへの買い替え
有意義なお買い物でした!!
[追記] 実際に購入する際の注意点+計測データ
今回のお話が 意外に好評だったので、もう少し詳しく書きます。
というのも、いいなと思って買っても思いがけない落とし穴に引っかかる場合があるのです
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその5](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_10-scaled.jpg)
ウチの台所はこういう構造なんですが、見てわかる通り
もしこのハンガーの大きさがこれより大きければ、右側のレードル等を収納する引き出しに引っかかってしまいます。左側は取っ手がありますから、これ以上左に寄せるこはできません。右側の収納扉まではみ出してしまえば、そこは開けなくなって使えないので、ちゃんと大きさを測ってから購入する必要があります。
また、本体も引き出しの扉に引っかけて取り付けるのですが
その扉の幅も考慮しなければなりません
![三角コーナーよりレジ袋ハンガーその6](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_11-scaled.jpg)
扉の幅(太さ)が太すぎれば、当然 本商品は入りませんし、細すぎればグラついて使えません。細い場合は、ある程度はゴム板等で調整できるでしょうが何mmの差があるのか購入前に事前に知っておかねばなりません。
というわけで、通販では細かく記載されてない点まで計測してみようと思います。
全体の横幅
![](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_06-scaled.jpg)
実測19cm弱です
商品は鉄棒を曲げて作られた物で、何故か若干の手作り感が見られます。フック部分が斜めに取り付けられている商品もあるようで、その場合は内側片方にゴム板でも填め込めば良いんですが、気になる人は気になる模様。そういうザックリ感があります。まぁ そこまで厳密性を求められる商品では元々ないんですが、そのザックリ感と「鉄棒を曲げて作った物」という点から、横幅も「ザックリ19cm弱」と思ってください。ということは、実用上「引き出しのノブから端まで20cmの余裕があれば良いか」という感じですね。
全体のタテ幅
![実測値その1](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_02-scaled.jpg)
実測14.25cmです
あまり気にする必要はないかもしれませんが、台所レイアウトによれば通り抜けできないという問題が生じるかもしれません。まぁこの程度の出っ張りで通り抜けできなければ、レジ袋ハンガー式自体を諦めた方が作業効率上良いかもしれません。
レジ袋の持ち手をかける幅
![実測値その2](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_09-scaled.jpg)
実測8.65cm
実用上あまり関係ないですが、極端に小さなレジ袋や、お菓子用の硬い袋などは かなり引っ張って伸ばさないと入らない場合もあります。ですが、遭遇する頻度は稀です。普通のレジ袋ならまず問題なく入ります。
鉄棒部分の太さ
![実測値その3](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_01-scaled.jpg)
実測0.53cm
骨格となる部分の鉄棒の太さです。これも実用上あまり関係ないデータなんですが、鉄の棒で5mmもあるのでまず曲がりません。力を込めて曲げようとしてもまず曲がらないくらいの強度があります。
フック部の内径
![実測値その4](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_03-scaled.jpg)
実測2.15cm
これは重要です。取り付ける引き出しの扉幅がこれ以上だと取り付けられません。内側に薄いクッションが貼ってあるので、削って無理すればコンマ数ミリは太くなるかもしれませんが‥‥そこまでする価値があるとも‥ねw クッションがなければ傷が付く可能性もありますし。
フック部の外径
![実測値その5](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_08-1-scaled.jpg)
実測2.64cm
これもあまり意味はないんですが、外形と内径の差が26.4-21.5=4.9mmということはフック部分の鉄部+スポンジ部の厚みは 2.45mm。つまり取り付ける扉と家具本体の隙間が 3mmはないとダメということになります。
フック部の幅
![実測値その6](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_04-scaled.jpg)
実測5.61cm
取付上の注意事項とは関係ありませんが、これくらいの幅があるので使っていてグラついてくるとかそういう不満はありません。
フック部の巻き込み幅
![実測値その7](https://boku-neko.net/wp-content/uploads/2019/04/2019-05-24_07-scaled.jpg)
実測1.36cm
意味がない測定値ですが、ついでです(笑)この幅の巻き込みがあるので、使っていてガタガタするようなことはありません。
以上、購入時の参考となりお役に立てれば幸いです