植木鉢の形はよく考えないと
これから梅雨を迎え、真夏にもなります。夏超えさせるためには雨よけの室内に移動させたり日陰に移動したりしなければなりません。また、害虫がついていないか病気になっていないかとじっくり観察するためには室内に移動し机の上に置いて観察しなければなりません。
そこで小さな植木鉢に植え替えなければならないのですが、
それが写真左。
コレに緑と白の葉が付くパンジーだと似合うでしょう? サイズもピッタリ
今度はマグァンプKもオルトランも入れ、土も対梅雨用に排水が良いセッティングにして全て完了
ふ~やれやれ。。 と一息入れて、ふと気がつきました
今回は観賞より夏越しさせて長生きさせるのが目的。それで次に植え替える時にこんな首がしまった形の植木鉢だと根が張って抜けず、最悪植木鉢を割るか、張った根をかなり傷つけなければ抜けません。
ずいぶん考えましたが、やっぱりやり直そうと新しい植木鉢(右側の鉢:200円台の安物)を買いに行き、もう一度植え直しました。2連続の植え替えで根にはかなりの負担がかかってしまいましたが仕方ありません。
現状状態の確認
さて、
- 種を取る
- 本株を夏越えさせる
という目的があって、
その方法としては「日陰に移動させる」とか、受粉・防虫、猛暑、湿気、乾燥対策とかいろいろあるのですが、その方法・対策を考える前に、現状状態をよく見ないといけません。
中間部の葉っぱが全滅状態
現状は、前回の[追記]で書いた通りツマグロヒョウモン+灰色カビ病にやられた状態です
それにより茎の中間から下の葉が全部やられて、一見間延びした花のような感じです(上の植木鉢の写真を参照)。決して茎が間延びした訳ではなくその間の葉っぱが全滅しているのです
先端部は元気、株元からは新芽が
ただ、その上の葉の活力はあるようです
上部の葉まで灰色カビ病にやられてますが、
最先端の方では若々しい新しい葉が生まれ、育っています
また、
茎の根元では 新しい葉が出て、分岐して新しい茎も出てきてる状態です
今切り戻しをした方が絶対良いのだが
夏越しを考えれば、今すぐ太い茎を切って(切り戻し)
この病気もない新しい葉に全栄養を集中して育ててあげたい気分です
(実際そうしたくてたまらず、途中でそうしてしまうかもしれません)
が、
そうすると種を取る事ができません
この時期からこの小さな葉を育てて、花を付かせて種を取るというのはかなり厳しい。
どう考えても今ある花か、これから出る花を受粉させる方が成功率が高いです
切り戻しは最終手段 (種を取るまでは)
そこまで少ない葉で新しい葉を育てつつ、受粉から種取りまでの高エネルギー消費にも耐えなければならない。というのが現状になります
とりあえず、この後 灰色カビ病になっている葉を徐々に、できるだけ早く取り除きます。
本当は一瞬で全て取り除きたいのですが、既に下部の葉を全て取り除いており、小さな新葉と根だけの力で維持するのは難しいと思い、植え替え後の状態が安定するまでは(写真にある)病気の葉はつけておくことにしました。鉢の安定と新葉が大きくなり維持できると思えば、即取り除きます。
なお
私は灰色カビ病と判断していますが、もし違うよという意見があればぜひコメントで教えて欲しいです。他のアドバイスもお待ちしております。
また
植え替え直後はしばらく日陰で育てますが、今回は撮影のために日向に置いています