前回、着火剤を使うことにより着火時間を大幅に削減することに成功しましたが
ヤグラを組み立てるのが非常に面倒なことと
後始末のことも考えて、コレを買いました
(別々の方がいいかもだが)お金ないし

ついでにトングも注文しました
100均より細くて使いやすそうで、手に取る物(よく見る物)だから良い物をね
とはいえ、300円だからそんなに差はないがw

開けて一発目で
「常温になってから持ち運びください」(それまで開けんな)
の注意書き。コレ大事

中はこんな感じ。 いたってシンプル。
途中にセットした木炭を受け止める皿が点いてるだけ
下から空気が入って上昇気流が起き(煙突効果)て、燃焼を助けるというわけ。

ラベルはセロテープで付いてるけど、これはちゃんと剥がした方がいい
燃えるとシミになっちゃうからね
(しっかりしたテープで剥がしにくいけど)

なんかネジが歪んでる・・・

これ、レビューにも同様になってると書いてある評価があって、「真っ直ぐに戻したら蓋が閉まらなくなった」って書いてあったんだけど・・そりゃそうだよね。不良品と言えば不良品で、複数の人がレビューしてるってことは明らかに設計ミス(穴を開ける位置が下過ぎた)ってことなんだろうけど、自分は返品せずにこれでいいや。
この歪みで ちょうどパチンと閉まる感じになってるし。
「下過ぎるから、ネジを歪めて閉まるようにしました」ってことでも 実際使えるわけだし
細かい事は気にしないw
それより気になったのがコッチ

火を消すときには上下の蓋を付けて空気を遮断することによって消化するんだけど、下の方がこんなに歪んでたら空気が入ってこない?ということは消えなくない?上からのぞき込んだら空気穴が見えるくらいだし。。
(消化できました)
で、使ってみる。
上下の蓋を外して、中に木炭を入れ、
この壺の下に着火剤を置いて点火

おおー いい感じ
確かに炎が強い感じです。
炎により暖められた内部空気が上昇、それにより下から新鮮な空気が入り続けるという理屈ね

10分か15分で着火剤の燃焼は終わりましたが、

中の木炭はガンガン燃え続けています。 もう木炭自身が燃えてるのね
しばらくこのまま放置。 放置って言っても監視はしてないといけないけど、
「木炭を入れて、着火して、あとはなにもしなくていい」ってのは凄く楽です
そして完成した炭は、、、こんなに素晴らしい!

まるで焼き肉屋さんの炭。 感動です
これが30分ほど、しかも何もしなくて完成するってのは素晴らしいです
キャンプならその間に食材を切ったりとか別のことができるしね
昨日の食材のウィンナーとちくわを焼いてみます

焼き上がりが全然違う!
そりゃまぁ炭の量が違う(火力が違う)から当たり前なんだけど
「4本の長細い木炭を選んで、ヤグラを組んで、倒れて組み直して・・で、4本焼けた」のと
「木炭をぶっ込んで、着火して、30分くらいで出来た」ので
その労力削減の分、火力も違うと思ってください

いや、実際旨かったです。前回も言ったけど あえて安いソーセージを選んでこれだけ変化するとはねぇ
ソーセージには切れ目を入れてから焼いたけど、入れずに焼いたら
途中でバン!って弾けてこんな感じになりました

外はパリパリ、中はフワフワの肉汁たっぷりなソーセージに!
使い終わった炭は(下蓋をした)火おこし&火消し壺に戻します

そして、上の蓋もして空気を遮断。そのまま放置で消化します

消化に何分かかるかは炭の量にもよるしわからないけど、容器を触って冷たくなってたら消化完了ということです。
箱を開けてすぐの警告書に「常温になってから」と書いてあったのがそのことで、触って暖かかったら、中を覗いて消えてる風に見えても芯がまだ燃えてる可能性があります。それでその炭をどこかに捨てたら火事になる。なのでその確認はしっかりしてください。ということなのです。
[追記]
これで冷やした木炭は、また再利用できます
というか 一度点けた木炭の方がよく燃えます(着火が早い)
そのまま保管して、次回は追加の木炭を入れるだけという段取りになり
・使った木炭の処分に困らない
・そのまま保管できる
・必要なくなった時にすぐ消せる(勿体なくない)
というのは非常に大きな利点です
実際使って非常に便利なので、書き忘れてたこのポイントを追記しました
まとめ
木炭に火を付ける。ってのは慣れないと難しいのですが、それがこんなに簡単にできるとはちょっと感動するくらいでした。初心者こそ使って欲しいアイテム。
確かに不良品っぽい作りではありましたが、他のレビューでは耐熱塗料を塗ってまで愛用してる人もいたし、トップレビューの人は下蓋の底が抜けるまで愛用したそうです。
キャンプだったら手間の掛かる着火時間を他の作業に回せるってのは重要なことだしね。あと荷物はできるだけ少なくしたいキャンプで、火おこしの機材と火消しの機材が1つにまとまってるというのも大きいと思います。本当は火を付けることより消すことの方が重要で、火消し壺は必須。なければバケツに水で完全消化が必須なんですが、そうなるとかなりの大荷物になります。そういえばバイカーでキャンパーの人はこれに初めから木炭を入れて運んでました。この壺そのものが収納容器にもなるわけで、べつに木炭専用容器じゃなくて別のキャンプ用品を入れて運んでもいいしね。少しでも手に持つ荷物を少なくしたいと追求するならこの一体型&収納ボックスって形はとても良いと思います。
木炭はなかなか着火しませんが、消化もなかなかしませんし、見た目でわかりにくいから重要なポイント。私は運搬に関係ない環境で使ってますが、キャンプ用品と考えた場合でも優れた商品だと思います。