この回で
[リンク] モデルガン:コルト ガバメント コマンダー ⑤(チェンバー加工と木製グリップ)
木製グリップを買ったのですが
なんとなく 物足りなさを感じて
メダリオンを付けることにしました。
前処理
その前に
買ったグリップの調整を充分しておきます
メーカー品もそうですが自作販売品は特にグリップが太めになってるケースが多いです。
そうでなくても(実銃通りであっても・実銃グリップそのものであっても)、
自分の手に合わせて加工したいならこの段階でしておかなければなりません
大体 コンマ数ミリの話ですが、やるとやらないではフィーリングに大きく差が出て、
あとあと後悔することになります
(やり過ぎて木材を貫通してしまい後悔することもありますがw)
今回使った主要道具
今回の作業で12mmの穴開けが必要だったので
このツールを買いました
16本組 ダイヤモンド ホールソー
完全に抜けた穴を作るなら、単純なドリルの刃で良いんですが
穴の途中で止めなければならないので、コレを新たに買ったのです
プラグリップからメダリオンを外す
まずは、今あるメダリオンを使うためにそれを取り外します。
付属のプラグリップを裏返すと、プラの歪みから
どの位置にメダリオンが付いているかなんとなくわかります
その真ん中に、今回買ったホールソーの6mmで途中まで削ります
ある程度削ると、メダリオンの銀色が見えますので、そこで止めます
この状態になったら、両手の親指の爪を使って この部分を思いっきり押します
すると、残りの接着剤が付いてる部分も外れて
メダリオンが取り外せます
メダリオンを入れる場所を決める
付属のプラグリップの方に、アルミホイルを被せて、型を取ります
浮き出たメダリオンの円の真ん中に、マジックで印を付けます
このアルミホイルを木製グリップの方へ乗せ、
マジックの印の所にドリルで小さな穴を開けます
9mmの貫通穴を、まず開ける
最初に小さな穴ができたら、そこからドリルの刃を交換し 徐々に大きな穴にしていきます 一気に大きな刃を使わないのは、一般的に銃に使われる木材は非常に堅く、玩具銃でも実銃と同じ素材(木材)を使うケースが多いのです。
そして堅い木材は 無理な力で簡単に割れます。
最初から大きなサイズの刃を使うと、その大きな刃が一気に噛みつき木材を広範囲に割ってしまうのです。
次に割れないように気をつけながら、穴の大きさを9mmまで広げます なぜ9mmなのかと言うと今回使う12mmのホールソーの内径が9mmで、貫通後 9mmドリル刃をガイドとして使用するからです。
12mmホールソーで メダリオンの穴を開ける
文章ではわかりづらいので、写真で解説すると
9mmのドリル刃で、貫通させます
この状態で、外径12mmのホールソーを被せ
そのまま電動ドリルに取り付けた このホールソーを回転させます
すると、 このような状態になり
メダリオンが ちょうど填まる12mmの穴が開けられるのです
言うまでもなく、メダリオンが埋もれてしまわないよう、深さの加減に注意しながら慎重に穴を開けます
メダリオンを置いてみると こうなります
初めて使うホールソーで、
下の方が 少し失敗してますが、この程度なら まぁ完成までに修正できます
元のプラグリップと見比べます
元のメダリオンの位置と比べ、上下左右 合っていると思います
反対側も作りました
今度は バッチリ上手くいきました
こちら側も 見比べても
上下左右、まぁ 合っていると思います
未接着ですが完成
このまま接着してもいいんですが
銃と木目とメダリオンを見比べ、なんとなく金色にしたくなったので
着色してから 接着することにします
それはまた次回で。