銀色から金色に変える
前回までが この状態
このまま銀色でもいいんですが、なんとなく金色にしたくなりました。
金色選び
金色と思って、まんま金色のプラカラーでいいかとも思いましたが
色の濃淡変化をつけたいので、少し明るい金色を選んでみました
左が ミスターカラーの9番:ゴールド(金)で、右が217番のGXラフゴールドです
右側のラフゴールドを使いました
まずは普通にベタ塗り
エイジング風に仕上げる
これに、エナメル塗料の ブラウンとクリアオレンジを塗ります
エナメル塗料用の薄め液は、エナメルは落としますが(今 下地になっている)
ラッカー塗料は落としませんので この状態からエナメル用薄め液で 拭き取っていきます
すると、くぼみの部分だけ色が残り、ちょっと汚れた風な感じになると共に立体感が出ます
こんな感じに仕上げます
同じ金色でも、何もしないのとは全然違いますね
ウレタンコーティングをする
このままでもいいんですが、
いちおう手でよく触るところなので ウレタン塗料でコーティングします
厚く塗ると透明でピカピカになるんですが、
そもそもメダリオンというものが七宝焼きみたいにはなってないので
あくまで塗料落ち防止のコーティングとして、薄めに1回だけ塗ります
こんな感じで、まぁピカピカではないですね
あと、色的に ちょっと汚れすぎな感じもしますが、
木目と合わせるとこれでも薄いくらいに感じたのでこれでいきます
グリップに接着する
接着には、エポキシパテを使います
これを ひっくり返した裏側の穴から グイグイ押し込んで、パテ自身の接着力で固定します
なぜ普通の接着剤でなくパテを使うのかというと、
メダリオンのはめる穴を開ける段階で そこまで精密に工作できておらず、
若干 深めに作っておりそのまま接着したら埋まり込んだ状態になります。
(わざと ちょい深めにあけています)
その状態から裏側からパテで押し上げることで丁度いい高さに調整できるのです。
このパテは速硬化ですが、それでも完全硬化まで数時間はかかります。
その時間を利用してメダリオンの埋まり具合(高さ)調整をするのです
完成写真
写真を見た感じではちょっと浮き上がり過ぎな感じに見えますが、実際は丁度良い具合にできています
相変わらず 良い感じに写真が撮れないですが、最初の銀色の時と似たアングルで撮るとこんな感じに変わりました
汚しすぎなくらい、明暗を強調したつもりですが それでもほとんど目立たないですね
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