スーパートレニアの植え替え にて、挿し芽で作った新しい苗を植えたのですが
その直後、下の写真の赤線のところでカットして芽の数を増やす『摘心』を行いました。
この位置でカットすることにより、その下の茎の間から新しい新芽が生えてきます。
その結果 見事に脇芽が増えて二つに!
シロちゃん
・・・でもこれ、下から生えてきてない?
(↑下の根元でなく、一番上の2つの芽ね。自分もマジで しばらく素で間違えてた)
分かりにくいので、
下の赤丸のところを左側から見てみると
こんな風にちゃんと2本生えてきてます。
こんな風に倍々ゲームで芽の数を増やしていくわけです。
摘心と切り戻しの違い
今回のように新しい苗の茎を切ることで芽の数を倍に増やすのを摘心(ピンチ)と言います。
一方 切り戻しは、お花がいっぱい咲いて、観賞して、その時期が終わろうとする頃に(蒸れ対策等で)茎を半分まで切ってしまうことをいいます。その頃には花が咲いている茎だけが間延びしていたりして、そういうのも切ってしまわないといけません。またそれによりもう一度お花を観賞できたりします。この場合はそこから脇芽が出てまたお花が咲くので摘心と同じ効果になるのですが、ようは、鑑賞が終わった株のバランスや健康を考えて茎を切ることを言います。
やることは(茎を切るという)同じことなんですけどね。目的が違うのです。
やる事が同じなので よく混同して使ったりしますが(じつは私もですがw)、目的が違うから言葉も違う。という豆知識でした。